FAQ
ニンニク点滴注射とは何ですか?
最近、多くのスポーツ選手や著名人が活用している事で脚光を浴びた疲労回復の即効性があると言われている『ニンニク注射』の点滴版です。
ニンニク点滴注射とは、実際にニンニクが入っているわけではなく、ニンニクの主成分と同様な成分を含む細胞活性化作用が強く、新陳代謝を高め疲労回復に効果のあるアリナミンや神経や筋肉組織を活性化させるビタミンB群を多く含んでいる点滴注射のことです。
注射の時にニンニクと同じような臭いがする感覚が起きる事からこのような名前がつきました。臭い(感覚)は本人にしか感じられず数分もすれば注射をした本人さえ気にならなくなります。
スーパーニンニク点滴注射との違いは何ですか?
ニンニク点滴注射にさらに、ビタミンCやアミノ酸を加えたものです。
点滴注射の時間はどのくらいかかりますか?
約15分前後です。
ニンニク点滴は何回注射をすれば良いですか?
効果の発現は疲労の度合いや、個人差にも影響されますが、ニンニク点滴、スーパーニンニク点滴ともに始め週に1〜2回を目安に、あとは自覚症状に応じてお受け下さい。
美肌点滴注射とは何ですか?
美白・抗アレルギー・抗酸化作用の高が高いと言われているプラセンタ、ビオチンを中心に、美容ビタミンと言われるビタミンC・ビタミンB群、その他をバランス良く配合した点滴静脈注射です。
プラセンタとは何ですか?
プラセンタとは胎盤のことです。プラセンタには生命を誕生させる為に必要な、栄養素(アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸、グロースファクター etc.)が豊富に含まれています。このエキスを注射すると、全身の細胞が活性化され、細胞レベルからの若返りが期待できるといわれています。
もともとプラセンタは更年期障害や肝炎など、病気の治療に使われており、安全な医薬品として厚生労働省に承認されておりますが、プラセンタ治療を受けた患者さんの中に、「肌がきれいになった」「シミが薄くなった」「生理痛が楽になった」「疲れがたまらなくなった」という声が多く認められ、美容目的で使われるようになりました。
プラセンタにホルモン作用はありますか?
精製の過程で女性ホルモンを除去しておりますので、ホルモン作用はありません。
プラセンタの副作用や安全性は?
副作用について
発現頻度は非常に少ないですが、注射部位の疼痛(2.56%)、過敏症(皮疹、発熱、痒み等)・注射部位の硬結・女性型乳房(それぞれ0.37%)があります。プラセンタがお薬として認められて30年以上になりますが、過去に1例のみ急性肝炎の報告があります。しかし、プラセンタとの因果関係ははっきりしておりません。
ヒト組織由来の蛋白・アミノ酸製剤のため、まれに発疹、腹部不快感、頭痛などがあります。理論上、極めてまれにアナフィラキシー様症状等が出現する可能性は全くないと否定できません。
※ 点滴中に気分が悪くなられた方は直ちにスタッフまでお知らせください。
感染症に対する安全性について
ドナースクリーニングの徹底・厳密な滅菌処理・滅菌後の再検査で、既知のウイルスや細菌(肝炎、梅毒、エイズ、りんご病等)についてはチェックされておりますが、未知のウイルスや細菌等については残念ながらチェックすることができません。
病原性プリオンについては、ヒトの胎盤が母体内に10ヶ月しか留まらないことにより、プラセンタ内に病原性プリオンの蓄積はほとんどないと考えてよいと思われますが、理論的に完全排除はできません。
(献血にご協力していただくことができません。)
プラセンタを注射する場合に最初に同意書が必要と聞きましが、、、。
生物を原料とする医薬品等においては、その効果も大きく品質が患者に与える影響も大きいことから、特別に枠を設け、高度な管理を行うことになりました。平成15年7月30日より、改正された「薬事法」と「安全な血液製剤の安定供給の確保に関する法律」が施行されました。
このなかで生物由来製品及び特定生物由来製品が指定され、生物由来原料基準が制定されています。また、製品に由来すると疑われる副作用・感染症等が発生した場合、直接、厚生労働省に報告することが法制化されました。
生物を原料とした多くの医薬品が生物由来製品に指定され、医薬品としてのプラセンタも、「ヒト胎盤」を原料にしたものが特定生物由来製品となりました。
使用した原料について、きちんと記録を残しておくことにより、逆のぼって安全を確認することができること。製品の使用にあたって、その効果と副作用等のリスクについて医師からきちんとした説明があること、などです。
患者の側からすれば本来当然であるべきことですが、これらが義務づけられることによって、効果も高く、品質の安定した生物由来製品を安心して使用することができるようになった訳です。
そのようなプラセンタの薬剤の特性、効能効果についてご理解をいただいたということで、患者様の同意書をいただいております。
プラセンタを投与されると、献血が出来ないといわれましたが、、、。
ドナースクリーニングの徹底・厳密な滅菌処理・滅菌後の再検査で、既知のウイルスや細菌(肝炎、梅毒、エイズ、りんご病等)についてはチェックされておりますが、未知のウイルスや細菌等については残念ながらチェックすることができません。 病原性プリオンについては、ヒトの胎盤が母体内に10ヶ月しか留まらないことにより、プラセンタ内に病原性プリオンの蓄積はほとんどないと考えてよいと思われますが、理論的に完全排除はできません(献血にご協力していただくことができません)。
ビオチンとは何ですか?
ビオチンは、13種類あるビタミンの内の1つです。
元々は、皮膚炎を治すビタミンとして発見された事で、ビタミンHと呼ばれていました。
(「H」は、ドイツ語で皮膚を表すHautの頭文字です。)
※現在では、ビタミンB郡に属する事が判明し、ビタミンB7として分類されています。
ビオチンは、水溶性ビタミンで過剰に摂取しても、素早く体外に排泄させるので過剰症を起こす事はあずありません。又、妊娠中や授乳中においても安全性が確認されたビタミンです。
ビオチンはビタミンCなどと比べると知名度が低く、一般の方にも注目される事が無かったのですが、某女優さんが自身の病気(掌蹠膿庖症)の治療に、ビオチンを利用した事で一気に有名になりました。
水溶性ビタミンは体内に貯蔵で出来ないので、絶えず補充していないと色々な欠乏症状を起こすようになります。ビオチンも水溶性ビタミンの一つですが、多くの食品に含まれており、またわたし達の腸内にいる細菌(腸内細菌)によって作られているため、これまで欠乏は起こらないと考えられてきました。 しかし、食品中に含まれているビオチンは蛋白質と結合した状態(結合型)として存在しているので、そのままでは腸から吸収されません。ビオチニダーゼという酵素によって蛋白質との結合が切り離され、遊離型のビオチンに転換されて、はじめて腸から吸収されるようになるのです。
そこで通常、腸内細菌によって作られる遊離型のビオチンが腸から吸収され、利用されていますが、このビオチンが作られたり、吸収されたりする過程に障害があると、ビオチン欠乏を生じ、健康に重大な影響を及ぼすことになります。
美肌点滴はどのような効果があるのですか?
一般の美容医療系のクリニックでは、こんな方に勧められています。
• 生理前に、にきびが悪化する
• 肌荒れがひどい
• 乾燥肌
• しみ、しわ、くすみ
• アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症etc)
• 生理痛、生理不順
• 冷え症
• 更年期障害(のぼせ、ホットフラッシュ、イライラ)
• 腰痛症、肩凝り、筋肉痛
• 老化を予防したい(アンチエイジング)
信頼のおける文献やインターネットで公開されている情報では、個人差はあるものの、それなりに効果は期待できるようです。
何回ぐらい点滴すると効果が出るのでしょうか?
はじめの6週間は週1~2回のペースで受けられると効果的と言われております。
効果は、年齢や体調、性別、生活環境により個人差がありますので、その点を十分に御理解ください。
受けたくても、受けられない方がいるとの事ですが、、、。
ホルモンが影響していると考えられる病気をしている方
(例)子宮癌・乳癌・子宮筋腫 等
お肌に関する目的ではなく、滋養強壮・肩こり等だけが目的の方
妊娠中・授乳中の方
未成年の方
以上の項目に該当される場合は、投与を避けたほうが良いでしょう。